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鶴岡市の千石町に「千石や」というラーメン店がある。お店ののれんをくぐると、15席程のカウンターと2つのテーブル席。お昼時ともなると、それらの席がお客で埋め尽くされる。ご主人の五十嵐さんは、小さくても自分の店を出したいという夢を持ち、「ラーメンの鬼」で有名な神奈川県で「支那そばや」を営む佐野実さんの門を叩いた。そこで修行を経て、「支那そばや分家」として「千石や」をこの地に開いた。素材は沖縄産の天然塩から醤油。京都の九条ネギまで様々。チャーシューは上物の庄内豚の切り立てを使用し、玉子は甘みが強く生臭みがない地養卵。食べてもらえば、はっきり違いがわかると言う。又、スープも30種類もの国産天然素材を使用し、庄内産豚ガラを9時間、鶏(和風)ガラを3時間別々に煮込んでブレンドする。とにかく根気のいる作業だ。これだけの材料と労力を使い、その良さを十分に出すことで、化学調味料が必要ない味になり、本当に美味しいラーメンが完成する。 | |||||||||
チャーシューメン(醤油)
900円 |
つけチャーシューワンタンメン (冷たいタレ) 1.100円 |
塩ラーメン 700円 |
特千麺(醤油) 1,000円 |
厳選したさまざまな食材 | チャーシューも切り立て |
千石やのラーメンはもともとの素材に含まれる栄養素がたっぷりで、多少体調が悪い時でも元気が出る程。天然素材も豊富なので肌にも嬉しい。カロリーや塩分、脂質もそれほど高いものではないとご主人は語る。確かに、しっかりコクはあるが、さっぱりしていて、食べた後にラーメン特有の脂っぽさが残らない。麺作りにおいてもイオンセラミックスの水で製麺し、季節によって湿度や気温に神経を使って麺作りをしているそうだ。初めて食べる人にはやはり、シンプルに醤油ラーメンや塩ラーメンがおすすめ。つけ麺は冷たいタレもあるので、夏に向けて、さっぱりとこだわり抜いた素材の味を噛み締めたい。 |
DATA 千石や |
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